ぴよぴよ心理学者

どこから、ではなく、どこへ。

片足だけ突っ込んでみる

私は教育心理学が専門なのだけれど

大学院では他の分野の授業も受講することができる

だから後期は教育哲学の授業をいくつか受講している

 

これが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すごく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おもしろい笑

 

 

 

 

 

 

 

哲学とか歴史とかややこしいなぁ分かりにくいなぁと

どこかで思っていたのかもしれない

ギャップが大きくあったのかも

おもしろくないんだろうなっていう自分の認識が

 

その授業は10人ほどの授業で

本を読んでひたすらに言葉を大切にしながら語っていく

読んでみて感じたこと

主張に納得がいかない部分

自分の知見と合わせるとこんなことが言えるのではないか

サロンのような授業である

 

面白いと感じたのは

もともとその10人と顔見知りであることも大きいかもしれない

自分自身の考えを語るときにみんなが耳を傾けてくれる

批判するためじゃなくて

一緒に考えるため

だから変に緊張もしないし

見栄を張らなくてもいい

話している途中に自分の思考がまとまらなくなって

「分からなくなりました」って言える空気

相手が言っている内容が分からなければ

「もう一回聞きたい」って言える温かさ

そんなもので教室が満ちている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな空間でこんな教室で学べたら

学校ってもっと楽しいんじゃないかな

子どもも先生も

 

 

 

時間やカリキュラムやテストの点に縛られて

供に学ぶっていうことの楽しさを

先生は忘れてないか

子どもはそもそも楽しさを知らないんじゃないか

そんなことを考えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の専門分野をもちたい

と、強く思っているけれど

こんなふうに片足だけ突っ込んでみると

世界が開けて新しい見方ができることもある

それができる大人になりたい

きっとそれができれば自分のことも他人のことも

広い心で受け入れることができる

知識ばかりあっても意味なんかないという時代だけれど

それを手にする過程で

人とかかわり共有すること

これが必要とされているんじゃないかと思うんだよなぁ